プロス島北西岸は、1974年以来のトルコ軍の北部占領下では、首都からトロドス山地を大回りして行くしかない最辺境の地となっているが、そのため静かな海を求める人々には密かな人気を呼んでいる。 北西部最大の町ポリスの外港が、小さな漁港ラッチだ。漁港の防波堤の左右には、手つかずの白砂のビーチが果てしなく広がっている。漁港で水揚げされる新鮮な魚を食べさせるフィッシュ・レストランが軒を連ね、それを目当てに集まる人も多い。きれいな海とおいしい魚で過ごす最高のリゾート生活がここにある。