島 の多いエーゲ海の真中辺り、パロス島のすぐ沖に浮かぶ、長さ15kmほどの小ぶりの島がアンディパロス島だ(ギリシア語の発音で、antiはアンディ)。
北端の港の周囲に唯一の小さな町がある。平地や低い山に被われた島なので、港の風景は特徴がなく、どこか殺風景だ。
そこから伸びる真っ直ぐなメインストリートには、タヴェルナ、商店、旅行代理店など、一通りのものが揃っている。
500m程奥に進んだところに、中世の城塞がある。一辺が数十メートルの長方形をしており、広場に面した唯一の門から入ると広い中庭になっており、小さな礼拝堂が幾つか立っている。
面白いのは建物部分は、小さく区切られ外階段がつけられて、白く塗られて民家に利用されていることだ[写真]。
町の周りの4つのビーチにで過ごすか、気が向けば離れたビーチまで船かバスで向かうのも良い。島の真中辺りには、島一番の観光地である有名な洞窟がある。
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