イ オニア海に面した、岩山下の斜面の古い町スティーロは、ドゥオーモを中心に山腹に広がる、中世の家並みを伝える町だ。
この町を訪れる旅行者が目指すのは、町の最上部のかなり急な斜面に立つ聖堂「カットリカ」(Cattolica)だ【写真上】。10世紀に建てられた5つのクーポラを持つ正方形の建物には、ビサンチン時代の特徴がよく表されている。青いイオニア海と、岩山にマッチする石造りの町並みを背景に赤い瓦屋根が良く映える。
町は等高線に沿うように横に伸びていて、ドゥオーモ、アラブ風のイルカの泉(Fontana dei Delfini)などのモニュメントが立ち並ぶ。
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