ア ンダルシア山中、時おり見かけるオリープ畑の他には何もない小高い丘の上にオルベーラはある。人口8000人あまりのひっそりとした白い町は、起源をローマ時代のイリッパ(Ilippa)に遡る。円錐状の地形の頂上に12世紀のアラブの古城と聖母教会(Iglesia Parroquial de Nuestra Senora de la Encarnacion)とがあり、放射状に一直線で下るスキーゲレンデのような2本の急坂に沿って町並みが続く。砦の上から
見下ろす町の白い壁と赤い瓦、どこまでも続くオリーブ畑の風景は美しい。
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