いつも最高の眺めと一緒にいたい | ||||
ルシカ島はフランス人にとっては、フランス語で行ける一番手近なリゾートだ。町を離れた手つかずの自然が残るビーチには、洒落た高級リゾートホテルが点在する。しかし一方、観光地である町中には、意外と泊まりたくなる良いホテルが見られない。コルシカ島最南端の景勝地ボニファシオに最近オープンした「オテル・ジェノヴェーゼ」は、町中にありながら快適なリゾートライフが送れる、コルシカ島主要都市では随一の滞在型のホテルだ。中世のジェノヴァ領時代に作られた城塞都市の外周を成す城壁の一部を取り込んで作られているので、何にも変えがたい眺望が部屋に居ながらにして楽しめるのが特徴だ。
レストランがないので夕食は町で取る。同系列のシーフードレストランCentre Nautiqueを始め多くのレストランが軒を連ねる港まで散歩がてら歩いても良いが、手近な旧市街にも素晴らしいレストランがいくつもある。部屋に戻って見る、町の夜景もまた美しく、ライトアップしたプールも昼間とは違った表情だ。
|
||||
プールサイドの一日 | ||||
翌 日再びテラスに出てみると、夏であればちょうど港の上あたり、朝もやの中に日が上ってくる。涼しいうちに、バールで朝食を取ろう。オリーブに囲まれたプール手前のガーデンにあるウッド・テーブルの席が心地よい。
Hôtel Genovese Côté Citadelle(オテル・ジェノヴェーゼ), |