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サルデーニャの伝統を感じるナチュラルリゾート
Su Gologone
ス・ゴロゴーネ
(オリエーナ −イタリア) ホテル♦♦ レストラン
ガイドブック常連のホテル−レストラン



心温まる郷土色豊かなロビー

ルデーニャ島の中央部、ジェナルジェントゥ山地から沸き出る泉「ス・ゴロゴーネ」、それがそのままホテルの名前となっている。標識に従って脇道に入り、畑の中を走ること数分、ホテルの建物が姿を表す。それが、ミニテーマパークのようなホテルーレストランのス・ゴロゴーネだ。どのガイドブックにも必ず登場する島でも指折りの場所であり、ホテルとして紹介されることも、レストランとして紹介されることもあるように、いずれも水準が高い。ロビーに足を踏み入れると、豊かな郷土色に独特のエッセンスを加えたインテリアで、フロントの応対も温かみがある。


客席脇では名物料理「子豚の丸焼き」が作られる

 フロント脇の手工芸品ショップを奥に進むと、島でも名高いサルデーニャ料理のリストランテだ。ツアーで食べに来る団体客にも対応する広大な客席は、花の咲き乱れるテラスから、農家風の暖炉の側までさまざまなタイプがある。どのテーブルにもパリパリに薄く焼いた、ご当地の薄焼きパン、「カラサウ」が高く積み上げられている。客席脇の大きな丸焼き専用のかまどは、まるでレストラン内で焚き火をしているような豪快さだ。ここではやはり、その暖炉で焼いた子豚の丸焼「ポルケッドゥ」を注文したい。まるで鶏肉のような柔らかな仕上がりだ。


切り分けた子豚の丸焼き「ポルケッドゥ」


郷土料理の前菜











レストランの客席




寝室にも気配りが行き届いている

 ロビーから、納屋風に飾った裏庭を抜けて奥に進むと、いくつもの離れの建物がある。それぞれを4つに区切ってジュニア・スイートに使っているが、独立した一軒家のような広さと静けさだ。共同のホールを通り、階段を登ってドアを開ける。


かわいらしいベッドとインテリアの奥の部屋は子供部屋のよう


 手前のリビング兼寝室には歓迎の郷土菓子が添えられており、心づかいが嬉しい。

 その奥にもオリーブの木に面したテラスのある、かわいい子供部屋のようなスペースがある。


水と緑に囲まれて



色鮮やかなテラスでの朝食


食は昨夜と同じレストランの、プールを望むテラスで取る。水と緑と陽光に囲まれた客席は、イス、クロス、クッション、食器まで色鮮やかだ。バイキングで取る地元のハム、チーズは種類が豊富で、フルーツの盛り合わせはパーティーのような豪華さだ。手作り風のジャムや蜂蜜が楽しい。



豪華なフルーツ盛り合わせ


 暑い夏なら、プールで泳いでも良い。プールサイドのデッキチェアーに寝そべっていると、ホテルマンが冷たいアイスクリームをサービスしてくれる。他にも、乗馬、ジム、ジャグジーなど、リゾートに必要なものは、何でもそろっている。少なくとも2〜3泊はしたい名ホテルだ。

Su Gologone(ス・ゴロゴーネ),
Localitat Su Gologone, 08025 Oliena, Italy (-->地図14
Tel: +39 0784 287512/287552
Fax: +39 0784 287668
e-mail: gologone@tin.it
ホテルURL: http://www.sugologone.it/
紹介URL:
部屋代: 101ユーロ〜(3月、10月)/139ユーロ〜(8月)、(一人あたり、1泊2食)
代理店:
営業期間: 3月下旬〜11月上旬
レストラン: 併設
カード: 可
ヌーオロからオリエナを過ぎ東へ18km。

2004.8.7掲載