小さなプロチーダ島のたった１本

　しかない桟橋にフェリーが近づいて

　いきます。

　　　港の後方、島で最も高いテッラ・ムラータ

　　には城壁のようなものが見えています。




　　　ナポリに近いこの島は、陸はブドウ畑に覆わ

　　れ、港には漁船が浮かぶ、古いイタリアをその

　　ままに伝える、生活感のある島です。

　　港から島の反対側へと、島で唯一の市街地を進んでいきます。




　　暑い日差しと白い壁の照り返しの中、日影を縫うように歩いて

　いきます。あまりの暑さのためか、日中は町の人で外を歩いてい

　る人はほとんど見あたりません。

　　　　ロルモまで歩いてくると島の全貌が開け

　　　てきました。


　　　　フェリーが着く港の反対側には、漁港と

　　　漁師の町が開けており、湾内には数多くの

　　　漁船が見られます。



　　　　島の東端に見える城からの眺めが良さそ

　　　うなので、行ってみることにしましょう。