小さな街のトラットリアでプーリアの豊かさを知る | ||||||||||
外と知られていないのだが、古代から穀倉地帯として知られるプーリア州は、今でもピザやパスタに欠かせない小麦、オリーブオイルなどの一大産地だ。野菜、果物、チーズなど南イタリアを代表する豊かな地中海食の典型がここにある。
菜の盛り合わせは、近くで取れたナス、ズッキーニ、トマトを焼いてマリネしたもの、それにモッツァレラを初め3種類のチーズ。皆、力強いしっかりした味だ。また地元のサラミや野菜のポルペッティもおいしい。
セコンディ(メイン料理)には、港町でもなければ、肉料理の方が断然良い。肉質が良いので、羊や豚のグリル、ポルペッティなど、シンプルな料理がとてもおいしい。 またブラチョーレは、プーリアの郷土料理で、牛肉などを薄く延ばし、詰め物をしてトマトソースなどで煮たものだ。名物のロコロトンド風マッロ(Marro Locorotondese−羊の内臓のソーセージ)にチャレンジしてみるのも良いだろう。 |
Centro Storico(チェントロ・ストーリコ),
Via Eroi di Dogali 7, Locorotondo (BA), Italia.,
(-->地図44)
Tel: +39 080 9315473,
店舗URL:
紹介URL:
営業時間: 昼、夜
休日: 水曜,
カード可,
ナポリ門から旧市街に入り、徒歩約2分。サン・ジョルジョ教会へ向かって入り組んだ道を進み、エロイ・ディ・ドガーリ通りに入ってすぐ右側。静かな市街なので、近くを通りがかればすぐわかる。なお、旧市街は鉄道駅から約1キロ強。
2006.6.18掲載