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タバルカの香りを受け継ぐレストラン
Da Pasqualino
ダ・パスクワリーノ
(カラセッタ −イタリア)♦
漁業の町ならではの新鮮な魚介料理

   北アフリカのクスクスを魚介のソースで

業の町カラセッタでも、リーズナブルな料金でとびきり美味しい魚介料理が食べられるリストランテが、このダ・パスクワリーノだ。店は最近、旧住所のローマ通り99番地(Via Roma 99)から徒歩数分のところに引っ越して、前より大きくなっている。黄色を基調にしており、明るい雰囲気だ。


   移転して、前より大きくなった









 この店では伝統的なカラセッタの料理が食べられる。ひとつがここで水揚げされるマグロ料理、もうひとつがタバルカ(北アフリカ)料理だ。
 カラセッタは、ジェノバ領タバルカ(現在の北アフリカ・チュニジア共和国)からの引揚者が基礎を築いた町であるため、街並みも幾分チュニジア的だが、その伝統は料理にも受け継がれている。


アフリカ由来の伝統的なパスタがおいしい

前菜はボッタルガ(マグロのからすみ)、マグロのハム、
それに魚介のマリネ

スタには、その特徴が最大に現れている。ここではカスカ(Casca)と呼ばれているクスクスは、魚介類のソースでいただく。羊肉とは違って、上品で魚の旨みがよく引き出された味わいだ[写真上]。また、フレーグラは直径5〜6mmの粒状の独特のパスタで、クスクスを模して作られたといわれている。クスクスのように、スープに浸して食べる。リゾットのようでもあり、スープパスタのようでもある、面白い食感だ[写真]。
 魚料理も、素朴な魚やマグロのロースト料理から、エビ、イカ、タコ、貝を使ったフリットや蒸し煮料理まで、豊富なメニューが満喫できる。しかも、どれを注文しても外れがない。

粒状パスタのフレーグラはクスクスのよう

  煮タコ、ヤリイカのフリット、どちらも新鮮でうまい

Da Pasqualino(ダ・パスクワリーノ),
Via Regina Margherita 85, 09011 Calasetta (CA), Italia., (-->地図20
Tel: +39 0781 88473,
店舗URL:
紹介URL:
営業時間: 昼、夜
休日: 火曜(夏季は無休)、冬季休業あり,
カード可,
カラセッタで下船し、塔を正面に見て1分ほど進み、左方向に折れ5分強歩く。

2004.8.8掲載