町は斜面に沿って東西に細長く伸び、その中ほどに海の眺望のすばらしいテラスがある4月9日広場があります。ここはカフェが建ち並び、いつも観光客で賑わっています。
ヴィラ・ドゥカーレの前から、タオルミーナの町へと下って行く長い階段があります。 青い海や、周りにあるどれも立派な別荘を眺めながら10分ほど下ると、タオルミーナの町に到着します。
タオルミーナの町から見上げると、右に先ほどのマドンナ・デッラ・ロッカ、左にタウロ山が並んで見え、海と山との両者が間近に迫ったこの町の特異な風景を演出しています。 この場所には少なくとも紀元前12〜13世紀頃には先住民族のシクリ人が住みついていましたが、明確に歴史に名を現わすのは紀元前358年のギリシア人の都市タウロメニオンとなってからです。長らく栄えたこの要塞都市は、近世の平和な時代に衰退しましたが、18世紀後半からその美しい風景で再び脚光を浴びるようになり、いまではシチリア、いいえイタリアきってのリゾート地になっています。
町を歩いているといろいろな面白いものにで会えます。 裏通りにヴィラ・ドゥカーレと同じタッチのペインティングのある家がありました。恐らくここがジャッモナルテさんのアトリエなのでしょう。
町全体が楽しさいっぱいの装飾で飾られており、またイタリアで良く見られる斜面を立体的に利用したくぐりぬけ通路もここではカラフルに塗られています。
Top; Taormina The second; Piazza 9 Aprile, Taormina The third; Monte Tauro and Madonna della rocca, at Taormina The fourth; Taormina The fifth; Taormina Bottom; Taormina
[next]